判旨
最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律に基づき、上告理由が法令の解釈に関する重要な主張を含むものと認められない場合には、上告を棄却すべきである。
問題の所在(論点)
上告人が主張する論旨が、当時の特例法における上告受理の要件(法令の解釈に関する重要な主張等)を満たしているか否か。
規範
上告理由が「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」の各号に該当せず、かつ法令の解釈に関する重要な主張を含まない場合、当該上告は棄却される。
重要事実
上告人らが最高裁判所に対して上告を提起したが、その上告理由の具体的内容については判決文からは不明である。
あてはめ
本件において上告人が主張する論旨は、同法1号から3号のいずれにも該当しない。また、同法にいう「法令の解釈に関する重要な主張を含む」ものとも認められないため、適法な上告理由を備えていないと判断される。
結論
本件上告は棄却され、上告費用は上告人等の負担となる。
実務上の射程
本判決は、当時の民事上告特例法下における形式的な上告棄却の判断を示すものである。現在の民事訴訟法における上告受理申立て(318条1項)等の要件に係る実質的な解釈指針(法令の解釈に関する重要性)を検討する際の、手続的な運用例として位置付けられるが、判決文が簡略であるため具体的な規範の定立には向かない。
事件番号: 昭和27(オ)850 / 裁判年月日: 昭和29年2月12日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】本件上告は、最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律の定める上告理由のいずれにも該当せず、法令の解釈に関する重要な主張も含まないため、棄却されるべきである。 第1 事案の概要:上告人は、原判決を不服として上告を申し立てたが、提出された論旨の内容が上記特例法に定める要件を満たしているか…
事件番号: 昭和26(オ)247 / 裁判年月日: 昭和26年9月25日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律に基づき、上告理由が法令の解釈に関する重要な事項を含まないと認められる場合には、上告を棄却する。 第1 事案の概要:上告人が提起した民事上告事件において、その上告理由の内容が、民事上告審判特例法1条1号ないし3号の事由に該当するか、あるいは法令…
事件番号: 昭和26(オ)27 / 裁判年月日: 昭和28年9月22日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】上告理由が「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」等の各号に該当せず、法令の解釈に関する重要な主張も含まない場合は、上告を棄却すべきである。 第1 事案の概要:本件の上告人が主張する上告理由は、当時の「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」1条1号から3号までの…
事件番号: 昭和26(オ)181 / 裁判年月日: 昭和26年8月17日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律所定の上告理由に該当せず、かつ法令の解釈に関する重要な主張も含まない場合、上告は棄却される。 第1 事案の概要:上告人が提起した民事上告事件において、その上告理由の当否が争われた。判決文からは具体的な原因事実や争点となった実体法上の権利関係につ…