判旨
最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律所定の上告理由に該当せず、かつ法令の解釈に関する重要な主張も含まない場合、上告は棄却される。
問題の所在(論点)
上告人の主張(論旨)が、当時の民事上告の特例法に基づく上告理由、または法令の解釈に関する重要な主張に該当するか。
規範
最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律(昭和25年法律第138号)1号ないし3号のいずれにも該当せず、かつ「法令の解釈に関する重要な主張を含む」と認められない場合には、上告を棄却すべきである。
重要事実
上告人が提起した民事上告事件において、その上告理由の当否が争われた。判決文からは具体的な原因事実や争点となった実体法上の権利関係については不明である。
あてはめ
上告人の論旨を検討したところ、特例法1号から3号までのいずれの要件も充足しておらず、かつ、本件には最高裁判所が判断を下すべき法令の解釈に関する重要な論点も含まれていないと解される。
結論
本件上告を棄却する。
実務上の射程
上告理由の形式的・実質的要件を充足しない場合の上告棄却の処理を示す。本判決自体に具体的な規範形成はないが、特例法(現行の民事訴訟法における上告受理申立て制度等の趣旨に通ずる)に基づく形式的判断の枠組みを確認する際に参照される。
事件番号: 昭和26(オ)247 / 裁判年月日: 昭和26年9月25日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律に基づき、上告理由が法令の解釈に関する重要な事項を含まないと認められる場合には、上告を棄却する。 第1 事案の概要:上告人が提起した民事上告事件において、その上告理由の内容が、民事上告審判特例法1条1号ないし3号の事由に該当するか、あるいは法令…
事件番号: 昭和27(オ)850 / 裁判年月日: 昭和29年2月12日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】本件上告は、最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律の定める上告理由のいずれにも該当せず、法令の解釈に関する重要な主張も含まないため、棄却されるべきである。 第1 事案の概要:上告人は、原判決を不服として上告を申し立てたが、提出された論旨の内容が上記特例法に定める要件を満たしているか…
事件番号: 昭和26(オ)563 / 裁判年月日: 昭和27年5月1日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】民事上告事件の審判の特例に関する法律所定の上告理由に該当せず、かつ法令の解釈に関する重要な主張も含まない場合、上告は棄却される。 第1 事案の概要:上告人が、原審の判断に不服があるとして最高裁判所に上告を提起したが、上告理由として主張された内容の具体的事実は判決文からは不明である。 第2 問題の所…
事件番号: 昭和26(オ)830 / 裁判年月日: 昭和28年11月19日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】上告理由が単なる訴訟法違反や事実誤認の主張に留まり、法令の解釈に関する重要な事項を含まない場合、上告は棄却される。 第1 事案の概要:上告人が提起した本件上告において、その論旨の内容が、原審における手続上の不備を指摘する訴訟法違反や、認定された事実に疑義を呈する事実誤認の主張に終始していた事案であ…
事件番号: 昭和26(オ)27 / 裁判年月日: 昭和28年9月22日 / 結論: 棄却
【結論(判旨の要点)】上告理由が「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」等の各号に該当せず、法令の解釈に関する重要な主張も含まない場合は、上告を棄却すべきである。 第1 事案の概要:本件の上告人が主張する上告理由は、当時の「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」1条1号から3号までの…