六法ラボ
ホーム/ブログ/判例学習で差をつける!司法試験・予備試験合格のための読み方とメモ術
司法試験2026-03-049分

判例学習で差をつける!司法試験・予備試験合格のための読み方とメモ術

判例を読んでも得点につながらない人向けに、判例メモの作り方をテンプレート形式で整理します。事案、論点、規範、あてはめ、使いどころまで一枚で残す方法です。

先に結論

判例を読んでも得点につながらない人向けに、判例メモの作り方をテンプレート形式で整理します。 事案、論点、規範、あてはめ、使いどころまで一枚で残す方法です。

この記事でわかること

  • ・判例メモに最低限入れる項目
  • ・論文・短答の両方で使いやすい残し方
  • ・復習しやすい判例ノートの回し方

目次

  1. 判例メモに入れる5項目
  2. そのまま使える判例メモのテンプレート
  3. 各項目の書き方
  4. 悪いメモと良いメモの違い
  5. 復習で回るメモにするコツ
  6. 短答と論文での使い分け
  7. まとめ

判例学習で点差がつくのは、読む量だけではなく、あとで使える形で残しているかです。判例を読んだ直後は理解したつもりでも、復習時に「結局どこが重要だったのか」が見えないと、短答でも論文でも使いにくくなります。

そこでおすすめなのが、1判例を1枚で見返せるメモにすることです。この記事では、司法試験・予備試験向けに、判例メモへ最低限入れる項目と、復習で回しやすい残し方をテンプレート形式で整理します。

判例メモに入れる5項目#

判例メモは、次の5項目で十分です。

  1. 事案
  2. 論点
  3. 規範
  4. あてはめ
  5. 使いどころ

この5つに絞ると、読んだ直後の整理と、後日の復習がどちらもやりやすくなります。

そのまま使える判例メモのテンプレート#

以下の形で残すと、短答にも論文にも使いやすくなります。

| 項目 | 書く内容 | 目安 | | --- | --- | --- | | 事案 | 何が起きたかを2〜3行で整理 | 長く書きすぎない | | 論点 | その判例で争われた法的問題 | 1文で書ける形にする | | 規範 | 裁判所が示した判断基準 | 自分の言葉で短く要約 | | あてはめ | どの事実を重視して結論に至ったか | 重要事実を2〜3点 | | 使いどころ | どの科目、どの論点、どの問題で使うか | 過去問や答案とつなぐ |

各項目の書き方#

事案#

事案は、あとで思い出すためのフックです。細部を全部書く必要はありません。誰が、何をめぐって、何が問題になったかがわかる程度で十分です。

論点#

論点は「何が争われたか」を一文で言える形にします。ここが曖昧だと、どの判例をどこで使うかが見えにくくなります。

規範#

規範は、答案に使える粒度で残します。判旨を丸写しするより、自分が答案で書ける長さに変換しておくほうが有効です。

あてはめ#

どの事実が結論を左右したかを短く整理します。論文式ではこの部分の理解が浅いと、判例を知っていても使いこなせません。

使いどころ#

「民法のこの論点で使う」「短答のこの分野でよく出る」「この過去問とセットで見る」と書いておくと、復習で戻りやすくなります。

悪いメモと良いメモの違い#

悪いメモ#

  • 判旨を長く写しているだけ
  • どこが論点か分からない
  • どの事実が重要か残っていない
  • 復習時に読む負担が大きい

良いメモ#

  • 一目で論点が分かる
  • 規範が短く整理されている
  • あてはめの核となる事実が残っている
  • どこで使うかまで書いてある

復習で回るメモにするコツ#

1. 1判例を長くしすぎない#

1判例に時間をかけすぎると、メモを作ること自体が目的になります。復習で回るサイズに抑えることが重要です。

2. 過去問とセットで保存する#

「この判例はこの年度の問題で使った」と残しておくと、知識と問題がつながります。

3. 週1回は見直す#

作って終わりにせず、見返す日を決めておきましょう。短答前は結論と射程、論文前は規範とあてはめ中心に見ると効率的です。

短答と論文での使い分け#

短答では、結論、射程、似た判例との違いが重要です。 論文では、規範とあてはめ、どの事実を重視するかが重要です。

1つのメモでも、見る場所を変えれば両方に対応できます。

まとめ#

判例メモは、詳しさより再利用しやすさが重要です。事案、論点、規範、あてはめ、使いどころの5項目で整理すれば、短答にも論文にもつながる判例ノートになります。

判例の読み方そのものを深めたい場合は、司法試験・予備試験で得点する!判例学習の効果的な読み方とメモ術もあわせて読むと、読む段階と残す段階をつなげやすくなります。

よくある質問

判例メモは長く詳しく書いたほうがよいですか。

長すぎると復習で回らなくなります。事案、論点、規範、あてはめ、使いどころの5項目に絞り、1判例を短時間で見返せる形にするのがおすすめです。

判例集に直接書き込む方法とノートにまとめる方法はどちらがよいですか。

どちらでも構いませんが、後から検索しやすく、繰り返し見返せる形が重要です。自分が復習で回しやすい方法を優先してください。

短答対策でも判例メモは必要ですか。

必要です。短答では結論や射程の確認、論文では規範とあてはめの理解に使えるため、1つのメモを両方に生かせます。

あわせて読みたい

司法試験

司法試験・予備試験で得点する!判例学習の効果的な読み方とメモ術

司法試験・予備試験の判例学習は、ただ読むだけでは不十分です。本記事では、判例の「規範」と「あてはめ」を抽出し、要件事実の視点と結びつけながら、効率的なメモ術と復習法で得点に繋げる学習戦略を解説します。

司法試験

論文試験の壁を越える!速い答案構成で合格を引き寄せる実践手順

司法試験・予備試験の論文式試験で合否を分ける答案構成。限られた時間で効率的に質の高い答案を作成するための、実践的な答案構成のステップと時間配分のコツを解説します。論証を組み立て、合格へ繋がる答案作成力を身につけましょう。

司法試験

預金口座差し押さえにおける第三者情報開示制度の活用:流れと手続き

司法試験・予備試験受験生向けに、預金口座差し押さえに際して債務者の預金情報を得るための第三者からの情報開示制度について、その流れと手続き、関連する法令・判例の示唆を解説します。民事執行法改正のポイントと学習上の重要性を深掘りします。

編集方針

六法ラボ編集部が、司法試験・予備試験の学習者に必要な論点を優先して整理しています。制度や日程に関わる内容は、記事内の公的資料や一次情報もあわせて確認してください。

次は六法ラボの機能で試す

読み終えたら、そのまま4機能で演習や確認に進めます。必要な入口から試してみてください。

機能 01

AI法律リサーチ

法令・判例を横断して調べ、回答と同時に出典を提示。根拠までその場で確認できます。

活用ポイント

  • ・出典リンクから一次情報にすぐに戻れる
  • ・追加質問で論点の抜け漏れをその場で補える
  • ・調べ直しの手間を減らし、演習時間を確保しやすい
無料で使う

機能 02

司法試験 x 司法試験予備試験

短答式試験はAIヒント・解説付きで演習でき、論文式試験はAIによる総合添削まで一つの画面で進められます。

活用ポイント

  • ・司法試験と予備試験を同じ導線で切り替えられる
  • ・短答はヒントと解説を見ながら反復しやすい
  • ・論文は構成から改善点までまとめて確認できる
無料で使う
ホーム|料金|ブログ|私たちについて|アプリ|
© 六法ラボ

学習中に気づいた改善要望や不具合は、こちらまでお知らせください。

内容を確認のうえ、順次ご連絡します。

ご意見・お問い合わせ

メール: hello@sodura.ai

電話: 070-1276-1204